Sのつれづれ日記

 ここでは日々の出来事や思ったことなどを中心に書いていきます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ファイナルファンタジーオーケストラコンサートVOICES

ファイナルファンタジーVOICES特典DISCより植松インタビュー

 (オーケストラについて)今回のコンサートは、オーケストラコンサートというより・・・いろんな歌手の方が出てきて、合唱団、ロック・バンドありオペラあり歌謡ショー?みたいな感じですよね。
 オーケストラ音楽を退屈なものにしたくない、楽しいんだよと実体験していただきたい。やっぱね、クラシックってやっぱつまんないんですよ、こういうとクラシックの関係者に怒られるかもしれないけど(笑)。いや僕はクラシック好きなんですよ。
 やっぱ3分間のJ-POPを聴き慣れてる子にマーラーの1時間のシンフォニーってのは厳しいですよ。それで「クラシックってつまらない」ってなってしまったら惜しい。それでいきなりマーラーとかベートーヴェンを聴かせて興味なくさせるよりも彼らが好きなゲームやアニメでオーケストラのコンサートにコンサートに行って・・・
 彼らが普段聴いてるアニメとかゲームの音楽をゲーム音楽をオーケストラで聴いてオーケストラってかっこいいんだ、迫力ある、綺麗だって思ってもらえたら未来が見えてくると思うんですよね、今のままだと廃れてる一方、凄くコアなクラシックファンの間では楽しまれるかもしれないですけど一般には広まっていかないと思うんですよ。だからそういうあんな贅沢な音楽、バンドみたいなもんですよね。
 80人からなる・・・しかもその80人が6歳とかから十何年、何十年とヴァイオリンとかピアノとかそのものだけに特化した人たちが80人集まってるものすごい贅沢なバンドなんですよ。
 あのバンド音楽をこの先どんどんどんどん発展させていければいいなと、ゲーム音楽がそのきっかけになってくれれば非常に光栄ですしね。

 (やりたいこと)ロックバンドとオーケストラの融合ってのはもう少しやってみたいですね。それとは別に、「オーケストラコンサート」とは別に・・・ロックバンド主体でオーケストラとやれればと思ってますね
 
 ・・・(以上ファイナルファンタジー・オーケストラ・コンサート「VOICES」特典ディスク植松伸夫インタビューより一部の大意)
 
 私はゲーム音楽からクラシック(器楽)に入ったという点、カラヤンの諸映像作品によってではあるが「オーケストラという器楽合奏集団とは何とかっこよいのだろう。流麗な容姿の指揮者とはなんと高貴で、指揮とは音楽技能はこれほど壮麗なものとして目に映るものなのか!」と思わされた点では見事にしてやられたなあ。
 私もクラシックは実はつまらないのではないかと思う。室内楽や交響楽のコンサートには何回か行って十分満足したが、ブラームスの第4交響曲が大好きとか、バーンスタインのマーラーの第9交響曲のDVDで泣いたとか、クラシックに感動したふりをしているだけで結局何もわかってないのではなかろうか。特にまだマーラーはつまらない。第9交響曲で泣いたのはバーンスタインの情熱的な指揮姿にだまされたのだ。とても全曲通してめったに聴けるものではない。

 ためしにマーラーの第1交響曲を唯一持っているCD、メータ指揮イスラエル・フィルで久しぶりに聴いてみた。
 やっぱつまんねな。かといって「VOICES」も、2004年の普通のクラシックコンサート形式でのの方がはるかにいいと思ったりするのだが・・・
 コンサート形式のオペラ「マリアとドラクゥ」はいい。日本語歌唱で、陳腐な筋書きだがドラマティックで、「ああ、イタリア人はヴェルディをこんな風に聴いてるのか」とわかったつもりに慣れる。何を言ってるのかわかるというのは極めて大きい。日本の伝統芸能である能や狂言がまったくわからないのは「同じ日本人なのに何を言っているのかわからない」からだ。「勉強すればいい」のだろうが、興味を持てればそれなりに調べるのである。興味をそもそも持たせてくれないのでは、私似合っていないジャンルとしか思えない。

 しかし、カラヤンの1959年ウィーン・フィルとの来日公演のブラームスの第1・第4交響曲、シューベルトの「未完成交響曲」は非常に良いなあ。ベルリン・フィルとのワーグナーのマイスタージンガー前奏曲、R・シュトラウス(バーンスタインはユダヤ人問題もあり、ナチス・ドイツの音楽文化政策における要職にあった彼が嫌いだったそうだ)の「ドンファン」(私にとってはR・シュトラウスは何の魅力もないがカラヤン、ベルリン・フィルの演奏によってこの曲に関しては「意外といい曲」と思わされそうになった)、ベートーヴェンの第5交響曲、名古屋市公会堂でのアンコール曲バッハ「アリア」、どれも素晴らしかった。ヘビーローテーションで回すDVDになりそうだ。なんだかんだいって「VOICES」も「素敵だね」とか、このコンサートでは珍しい器楽のみの「ファイナルファンタジー」、ミス・アンジェラ・アキ(美人!)の「EYES ON ME」とか「Melodies of Life」、アンコール2曲が非常によく(「スウィング・de・チョコボ」(指揮者アーニー・ロス編曲)と「再臨:片翼の天使《植松伸夫がキーボード演奏で参加、BLACK MAGESというバンドを率いてロックバンドとオーケストラ、合唱のコラボレート曲として「片翼の天使」を再構成》」)のあとの大スタンディングオベーション(FFのファンはおとなしく、植松の親父ギャグは最初から中盤にかけてすべりまくっていたがコンサートの終わりに燃えるんだよなあ)で急遽「再臨:片翼の天使」を演奏するなどDVDを見てるだけのこちらも実に楽しい。指揮者アーニー・ロスもオケのメンバーも笑顔たっぷりだし、良かった。平和極まる風景である。

 モノクロ・不鮮明な半世紀近く前のクラシックの名演と今年行われたライトと大音響、何人もの歌手、ロックバンド、アカペラグループなどを総動員した新しいコンサートの対比は興味深く音楽について考えさせられる。しかし、「音楽は素晴らしいが世界を変える力はない」くらいのある程度冷めた距離感を持ってるとかっこよく思えるのも確かだ。

 

ちなみにAmazonでは「VOICES」はDVD4位、カラヤンのは約190位であった・・・

20060623192350.jpg


スタインウェイでEYES ON MEを弾き語りするアンジェラ・アキ。

20060623192358.jpg

 
 マイクが羨・・・

  20060623192305.jpg


 ブラームスの交響曲第4番を指揮するヘルベルト・フォン・カラヤン

 20060623192322.jpg


 終演後演奏者の肩を手を回して労をねぎらうカラヤン

 20060623192330.jpg


 歌舞伎を観劇するヘルベルト、エリエッテ夫妻
スポンサーサイト
  1. 2006/06/23(金) 18:19:23|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集 | ホーム | カラヤン・ライブ・イン・ジャパン1957&1959、ファイナルファンタジーコンサート>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://reinhard.blog13.fc2.com/tb.php/89-0420b7a3

S

09 | 2017/10 | 11
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

Search

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。