Sのつれづれ日記

 ここでは日々の出来事や思ったことなどを中心に書いていきます

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「蒼穹のファフナー」

 今、2004年深夜に、全26話テレビ東京系で放送されたロボット・アニメ「蒼穹のファフナー」を急ピッチで見ている。15話くらいまで見て、しばらく見ていなかったのだが、フェストゥムと呼ばれる存在の出現で受胎能力を失った日本人、そしてその生き残りは竜宮島という場所に高度な防衛システムを備えつつ人工子宮で子供を作り、世界から敢えて孤立していた。それを見捨てて人類軍を結成し、世界各地でフェストゥムと戦い続けている「新国連」、そしてフェストゥムやあ、ジークフリード・システム、ビュリュンヒルデ・システムなどが徐々に明かされ、戦いに身を投じていき、青春の青臭さと、主題歌とエンディングテーマの雰囲気の象徴される、一種の悲歌性が全編を覆い、またBGMも斉藤恒芳作曲、演奏はワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(ワルシャワ・フィルとその合唱団はプレイステーション用ゲーム「幻想水滸伝Ⅱ」、東野美紀作曲、村上氏《名前失念》作詞《ラテン語に翻訳》、のオープニング曲にも起用されている。私が知る限り、これ以外での女性のオーケストラ曲はほとんど聴いたことがない。菅野よう子氏のを聴いたような気もするが・・・)という、いまだ見ることのできない地域も多い(北海道は東部など過疎地域では受信できない)テレビ東京系の、しかも深夜枠の、そして「アニメ」にこれだけこだわるとは恐れ入る。
 一騎と総士の男の、屈折しながら、温かみを感じさせる友誼も非常にいい。このスタッフが前年に作った「宇宙のステルヴィア」もそうだが、思春期の子供たちの恋愛も脇役までパートナーを与えそうで、これはこれで見逃せない。
 また、今21話を見ているのだが、道夫とその恋人に自然受胎の可能性が出てきたようだ。「もしそうなら30年ぶりの快挙だ。島中大騒ぎだぜ」(道夫)。
 テレビ東京系は10年前にも「エヴァンゲリオン・ブーム」を引き起こしたが、それに酷似(設定上のなぞが多すぎる、悲しみを基調とした閉塞感漂うシナリオなど)しながら、エヴァンゲリオンにはまったく興味がないしこれからも見ないだろうが、「蒼穹のファフナー」は例外足りえた。おそらく「漂う雰囲気」が違うのだ。なんともいえないが・・・そして(自然)受胎能力を失った日本人、という設定が(これについてはアニメを見る前から雑誌で知っていたし、30年ぶりの自然受胎、という場面があることも知って、興味を大いにそそられたのだが、なかなか見る機会がなく今日に至ってようやく見ている。子供というものは、あまねくすべての生物種にとって未来そのものである。それを奪われた日本人、という設定は悲劇性とともに、どう展開していくか、これがエヴァンゲリオンとの違いである。(アニメや映画で綿密に敵勢力や対立に至った過程、そして現在同様に物事が進んでいるのか、を大局的視点で描くのは、それだけに1話や2話を割かないと難しい。この蒼穹のファフナーも状況の推移を描く過程でさりげなく世界観の設定や、謎の解明を同時進行でやっている)。
 
 何はともあれ早くアニメを見終わり、その後にワルシャワ・フィルとのBGM集1,2を、全曲聴くのが楽しみだ。
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  1. 2006/01/19(木) 01:32:58|
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