Sのつれづれ日記

 ここでは日々の出来事や思ったことなどを中心に書いていきます

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またLD

 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク/R・シュトラウス 「ドンキホーテ」チェロ:ロストロポーヴィッチ」のLDを購入。前にも書いたが気になっている少女漫画「のだめカンタービレ」のファンサイト(アルファベットで「カプリチオーソ・カンタービレ」というサイト。URLはhttp://cc.vis.ne.jp/)の音楽ランキング(現在刊行されている12巻までに何らかの形で出てきたクラシックの曲の投票)でトップになっていることもあり、(それ以外の順位には激しく納得いかないのだが)あまり聴いていないジャンルとはいえピアノ協奏曲の中では一番好き(次に好きなのが映画版・ドラマ版《共通の曲ではない》の菅野光亮作曲《映画版》・千住明作曲《ドラマ版》ピアノ協奏曲「宿命」)でもあるし、映像を伴ったものが欲しかったのだがDVDでもなかなかなく、以前DVDで発売されていながら廃盤になった同じ構成のLDを買うことになった次第である。全く関係ないが、ワイセンベルクの使っているLDでのピアノ、2004年ドラマ版で和賀英良が使っているのと同じSteinway & sonsではないか!!まあ、このメーカーのピアノはかなりのプロが使っているからさして驚いたりするには値しないのだろうけど。ちなみに映画版「砂の器」では和賀英良のつかっていたピアノはYAMAHAだった。ちなみに1974年公開のこの映画、なにやら「松竹110周年記念」だかの上演作品に選ばれたそうで、今映画版「砂の器」は東京・京都あたりのみでデジタルリマスター版が上演中とのことだ。行きたいなあ。あの非凡極まるクライマックスの構成-操作会議と「宿命」の演奏シーンと和賀の過去の回想からなり、最後に「宿命」が偉大な(とさえわたしはあえて言う)カタルシスを伴ったフィナーレを形成する様-は何度もDVDで見たけれど、映画館の大スクリーンで見たら号泣確実だな。行ける人がうらやましい・・・。
  
 ところでこのLD、残念極まるのはチェロのロストロポーヴィッチを使うならドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104を撮って欲しかったという事だ。「ドンキホーテ」を聴いている時に3時間ほど熟睡してしまった・・・

 それにしてもカラヤンはやはりかっこよく、当時では回収できなかった制作費もビデオテープ、LD,DVDと家庭内で映像ソフトが一般的に見られるようになった現在完全に制作費など回収し、販売会社に、クラシックDVDとしては異例の利益を与えていることだろう。カラヤンの先見性はやはり無視できないし、カラヤンがバーンスタイン以上にクラシック・ファンを増やしたのは事実で、この二人がいなければ現在のクラシック業界は惨憺たる有様になっていたことだろう。(新譜はあまり出ず、過去の巨匠の作品も情熱を持って探し出されることもなく、非欧米圏で日常的にクラシックを聴ける地域など今よりさらに限られたものになっていたであろう。これは明らかに悲劇であるし、そこまでひどくならなかったことの、フォン・カラヤン氏がクラシック音楽界に貢献した業績はすさまじい演奏の過去の巨匠たちのモノラル録音のたばを上回る)。

 このLDでは70年代製作のカラヤンの映像には珍しくアップでワイセンベルクと共に入ってくるカラヤンと聴衆をみやる「目を見開いた」カラヤンが見える。演奏そのものは音圧が低い(カラヤンの同時期のベートーヴェン交響曲全集より音が小さい)こともあって、正直たいした感銘はないがかっこいいカラヤンが大好きな曲を大オーケストラを率いて弾いているのを見ることが出来るだけで十分値打ち物なのだ。このような思いは「レコードで彼の演奏に親しんだファンはきっと彼の姿を見てみたいと思うに違いない」という、カラヤンの一連の映像作品を製作する動機のひとつになった思惑に見事にしてやられてしまっている(笑)。

 廃盤になった60年代から70年代全般にかけてのDVDは原盤保有者のユニテルとドイツ・グラモフォンが独占契約を結んだので、すでにオペラのいくつかは輸入版扱いながらHMVなどで入手可能だ。そのほかのオーケストラ作品の復刻DVDは今年の10月31日発売の歴史上初の、映像によるベートーヴェン交響曲全集(製作1967~1977、この事実を知りながら我慢しきれずLDで買ってしまったが、DVDも多分買うだろう。扱いやすいし、プレーヤーも生産されていることであるし)から始まるものと見られている。今、この事実を知ってかしらずか廃盤になったこの全集のDVDをヤフオクなどに出品すると定価の1.5倍から3倍の値がつく。またバーンスタインのベートーヴェン交響曲全集、それに歴史的・資料的価値は高いと思われるマーラーの交響曲全集(これはベートーヴェンのよりはるかに高くなるだろうし買わないけど・・・;^^)などもユニテル製作なのでぜひ復刻してもらいたいものだ。バーンスタインのベト全集はLDで5000円でヤフオクに出品されていたけれども、金欠とカラヤンと曲目が重なるという理由で購入せず。

 ともかく「指揮台の神々」(ルーペルト・シェトレ著 喜多尾道冬訳 音楽之友社)という本に記述されているように(376頁)「彼は他界するまで約900点のレコードを生み出した。市場に出回ったその総計は他の指揮者たちすべてをあわせた2倍の量に達する」ような音楽家が音楽界に中程度くらいの貢献しかしていないことなどありえないのだ。

   
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  1. 2005/07/14(木) 02:19:54|
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